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ハーレーは走るよどこまでも

ハーレーのオーナーがワンオフをする理由はマシンへのこだわりと区別化にあります

ハーレーに乗るかっこいい年配の男性

ハーレーのオーナーによく見られる特徴として経済力の高さがあります。一般的にハーレーを所有する人は高確率でクルマも所有しているのです。クルマは実用性の高い乗り物であるのに対して、バイクは趣味の側面が強いです。なかでもハーレーのオーナーは強いこだわりを持った人が多く、自分専用にワンオフして乗っている人が目立ちます。ワンオフをすることで世界に一台しかない自分のためのマシンが誕生するわけです。バッグやシューズなどの持ち物にしても、他人と違うものを選びたいという人はいるでしょう。多くのハーレーオーナーにとって、ワンオフハーレーは自己主張のアイテムであり、ファッションの一部でもあるわけです。

ドクロのカスタム

日本製のバイクにおいても社外パーツを装着し、自分なりにカスタムする人は少なくありませんが、ハーレーの場合はより本格的にカスタムする人が多いです。一般的に社外パーツを装着して自分好みのマシンを作り上げることをカスタムと呼んでいます。ワンオフも同義とされることが多いですが、正確にはオーダーメイドの側面が強くなっています。既製品のパーツを使用するのではなく、自分のためだけにパーツを製作してもらうのです。

当然ながらカスタムよりもはるかに高額な費用がかかりますから、経済的に豊かでなければ難しいでしょう。経済的成功者は自己顕示欲が強い傾向があり、これはバイクやクルマにも反映されることが多いです。ハーレーのオーナーのなかには、マシンの本体価格以上にワンオフ費用をかけている人が少なくありません。400万円でマシンを購入し、ワンオフに1,000万円以上をかけている、といった人もいるのです。ワンオフにはセミオーダーメイドもありますが、本当に資金力に余裕のある人はフルオーダーメイドを選ぶ傾向があります。